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Ugolini; 吉川 信治; 小澤 健二
PNC TN9410 95-253, 13 Pages, 1995/10
本報告書は、ニューラルネットワークに基づいたモデル適応制御システム(MRACnn)の、高速増殖炉用ビルディングブロックタイプ(BBT)シミュレータへの実装について述べる。本報告の目的は、この制御手法が高速増殖炉もんじゅの3基の蒸発器の出口蒸気温度の制御性能をなお一層向上させることを、BBTシミュレータを用いて示すことである。MRACnnシステムとBBTシミュレータは、外部共有メモリを両者がアクセスすることにより結合された。その上で、MRACnnシステムは、BBTシミュレータで構築されたもんじゅプラント内のPID制御システムに替わって給水調整弁の開度を算出して蒸発器を制御している。MRACnnは2種類の実験を通じて評価された。その1つは、1ループの蒸発器のみをMRACnnで制御して他の2基の蒸発器は従来のPIDシステムによって制御する実験であり、他方は3基の蒸発器全てをMRACnnで制御する実験である。双方の実験で、対象とした全ての過渡条件下で、MRACnnが蒸発器の蒸気出口温度をPIDよりも設定値に近く保つことが確認された。
益子 勝夫
Proc. of the 17th Linear Accelerator Meeting in Japan, 6 Pages, 1992/00
120MeV JAERI-LINACは、旧20MeV LINACの性能を増力し、主として中性子断面積測定用中性子源を建設するために自家製作により、1972年3月に完成した。同年8月から研究実験のため定常運転に入り1992年までの20年間を順調に運転してきた。リニアックの総運転時間は、31435.58時間であった。この20年間の運転期間の中で、LINACの保守整備、改良と改造が行われた。その結果は、LINACの設計、性能を大幅に超える120ncの最大出力を600PPSの最大パルス繰返し数において実現し、中性子断面積測定実験に大きく寄与した。また、LINACの設計、製作、保守、整備、改良、特性測定などの得られた結果について61件のレポート、論文の外部発表も行われ、原研リニアックの技術も保持された。リニアックの運転維持に関する組織、人員、予算などについてもまとめて報告する。